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政治思想学会 (編) 『政治思想研究 12 変革期の政治思想』(風行社、2012年)

政治思想研究 第12号

目次

  • 特集:変革期の政治思想
    • 小田川大典「後期ロールズとジョン・ステュアート・ミル : 共和主義的転回との関連において」 [6-23]
    • 石川敬史「『ザ・フェデラリスト』と建国期アメリカの思想対立」 [24-51]
    • 井上弘貴「ニューディールの挑戦、ニューディールへの挑戦 : リベラリズムの転機と合衆国の知識人たち」 [52-86]
    • 遠藤泰弘「フーゴー・プロイスとドイツ革命」 [87-113]
    • 長妻三佐雄「ナショナリズムと多様性の思想 : 三宅雪嶺における有機体的国家論の展開」 [114-134]
  • 韓国政治思想学会からの寄稿
    • 羅禎源「東アジアの国家における外来仏教と土着信仰、そして政治思想 : 高句麗を中心に」(石田徹訳) [135-161]
    • 魯炳浩「南原繁のナショナリズム : 留学と「ふるさと」、そしてアメリカと「日本」」 [162-187]
  • 公募論文
    • 石塚淳子「グローバルな正義再考 : 責任論の視点から」 [188-220]
    • 今野元「マックス・ヴェーバーと皇帝ヴィルヘルム二世 : ドイツ君主制への情熱と諦念」 [221-250]
    • 大井赤亥「初期ハロルド・ラスキの「多元的国家論」をめぐる再検討 : 教会論と労働組合論の位相」 [251-280]
    • 尾原宏之「元老院議官としての津田真道」 [281-313]
    • 須賀麻衣「プラトンにおける弁論術と欺き・偽り」 [314-341]
    • 髙橋義彦「エリック・フェーゲリンのウィーン : オーストリア第一共和国とデモクラシーの危機」 [342-370]
    • 福原正人「「リベラルな戦争」という構想 : ウォルツァー正戦論の批判的検討を通して」 [371-405]
    • 松元雅和「政治哲学における実行可能性問題の検討」 [406-433]
    • 山本圭「政治と普遍的なるものの行方 : エルネスト・ラクラウ、普遍と個別をめぐる政治思想」 [434-463]