月別アーカイブ: 2020年4月

詫摩佳代『人類と病――国際政治から見る感染症と健康格差』(中央公論新社、2020年)

目次

  • はしがき [i]
  • 序章 感染症との闘い――ペストとコレラ [1]
  • 第1章 二度の世界大戦と感染症 [25]
  • 第2章 感染症の「根絶」――天然痘、ポリオ、そしてマラリア [57]
  • 第3章 新たな脅威と国際協力の変容――エイズから新型コロナウイルスまで [107]
  • 第4章 生活習慣病対策の難しさ――自由と健康のせめぎ合い [147]
  • 第5章 「健康への権利」をめぐる闘い――アクセスと注目の格差 [189]
  • あとがき [222]
  • 参考文献 [238]

李静和『新編 つぶやきの政治思想』(岩波書店、2020年)

  • 岩波現代文庫 学術419
  • 2020年4月16日刊行
  • 190頁
  • 出版社ページ
  • 旧版
    • 李静和『つぶやきの政治思想――求められるまなざし・かなしみへの、そして秘められたものへの』(青土社、1998年)

目次

  • (ひとつ)
  • つぶやきの政治思想――求められるまなざし・かなしみへの、そして秘められたものへの [3]
  • (ふたつ)
  • 遠い島の友へ……――尹東柱「たやすく書かれた詩」 [43]
  • 友人はみな“軍人”だった [53]
  • それはフケのせいなのよ [61]
  • 影の言葉を求めて……――いまだ幽冥の場所から [67]
  • あなたへ 島 [77]
  • (ひとつ)
  • ある「まなざし」の経験――鵜飼哲による応答 [83]
  • 忘却は蘇えるか――金石範による応答 [109]
  • 〈ベー〉を反芻する――崎山多美による応答 [133]
  • (ふたつ)
  • 徘徊の棲家・ハニビルレ――応答にかえて [157]
  • 初出一覧 [181]

オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』(佐々木孝訳、岩波書店、2020年)

目次

  • 凡例 [3]
  • フランス人のためのプロローグ [9]
  • 第一部 大衆の反逆 [61]
    • 一 密集の事実 [63]
    • 二 歴史的水準の上昇 [75]
    • 三 時代の高さ [88]
    • 四 生の増大 [102]
    • 五 一つの統計的事実 [114]
    • 六 大衆化した人間の解剖開始 [124]
    • 七 高貴なる生と凡俗なる生、あるいは努力と無気力 [134]
    • 八 大衆はなぜ何にでも、しかも暴力的に首を突っ込むのか [144]
    • 九 原始性と技術 [157]
    • 十 原始性と歴史 [170]
    • 十一 「満足しきったお坊ちゃん」の時代 [183]
    • 十二 「専門主義」の野蛮 [197]
    • 十三 最大の危険物としての国家 [208]
  • 第二部 世界を支配しているのは誰か [221]
    • 十四 世界を支配しているのは誰か [223]
    • 十五 真の問題に辿り着く [315]
  • イギリス人のためのエピローグ [321]
  • 原注 [381]
  • 訳者あとがきに代えて(佐々木淳) [407]
  • 解説 新鮮な自己批判の書(宇野重規) [413]
  • 人名索引

原田峻『ロビイングの政治社会学――NPO法制定・改正をめぐる政策過程と社会運動』(有斐閣、2020年)

目次

  • 第1部 ロビイングの政治社会学に向けて
    • 序章 ロビイングとNPO法
    • 第1章 先行研究と分析枠組み・研究方法
  • 第2部 NPOの法人格をめぐる政策過程と社会運動(1990~1998年)
    • 第2章 NPO法制定に向けた運動組織の形成とその理念
    • 第3章 NPO法制定をめぐる政治と運動の組織間関係
    • 第4章 NPO法制定をめぐる運動のロビイング戦略
    • 第5章 政策的帰結としてのNPO法制定
  • 第3部 NPOの優遇税制をめぐる政策過程と社会運動(1999~2011年)
    • 第6章 NPO法改正に向けた運動組織の再形成とその理念
    • 第7章 NPO法改正をめぐる政治と運動の組織間関係
    • 第8章 NPO法改正をめぐる運動のロビイング戦略
    • 第9章 政策的帰結としての税制改正とNPO法改正
  • 第4部 NPO 法のさらなる改正と運動の帰結(2012~2016年)
    • 第10章 NPO法2016年改正をめぐる政策過程と社会運動
    • 終章 NPO法制定・改正運動の帰結