タグ別アーカイブ: 社会運動

平井一臣『ベ平連とその時代――身ぶりとしての政治』(有志舎、2020年)

目次

  • プロローグ 
  • 第一章 ベ平連まで
  • 第二章 ベ平連発足
  • 第三章 「つなぎの運動」から「持続する運動」へ――初期ベ平連の運動
  • 第四章 地域からのベ平連
  • 第五章 脱走兵と七〇年安保
  • 第六章 フォークソングとハンパク――対抗文化運動としてのベ平連
  • 第七章 安保を過ぎて
  • エピローグ

大嶽秀夫『平成政治史――政界再編とポスト冷戦型社会運動』(筑摩書房、2020年)

目次

  • はじめに [15]
  • 序章 一九九〇年代における日本政治の転換 [19]
  • 第一章 平成の自民党I――竹下登内閣から小泉純一郎内閣まで [43]
  • 第二章 日米構造協議と日本異質論 [69]
  • 第三章 平成の自民党II――第一次安倍晋三内閣から麻生太郎内閣まで [91]
  • 第四章 平成の社会運動 [109]
  • 第五章 原発推進と脱原発 [147]
  • 第六章 民主党政権 [175]
  • 第七章 創価学会と公明党 [199]
  • 第八章 日本共産党 [225]
  • 第九章 平成の自民党III――第二次安倍内閣以後 [247]
  • 第十章 平成の日本外交 [269]
  • 終章 民進党から立憲民主党へ [305]
  • あとがき [323]
  • 参考文献 [327]

原田峻『ロビイングの政治社会学――NPO法制定・改正をめぐる政策過程と社会運動』(有斐閣、2020年)

目次

  • 第1部 ロビイングの政治社会学に向けて
    • 序章 ロビイングとNPO法
    • 第1章 先行研究と分析枠組み・研究方法
  • 第2部 NPOの法人格をめぐる政策過程と社会運動(1990~1998年)
    • 第2章 NPO法制定に向けた運動組織の形成とその理念
    • 第3章 NPO法制定をめぐる政治と運動の組織間関係
    • 第4章 NPO法制定をめぐる運動のロビイング戦略
    • 第5章 政策的帰結としてのNPO法制定
  • 第3部 NPOの優遇税制をめぐる政策過程と社会運動(1999~2011年)
    • 第6章 NPO法改正に向けた運動組織の再形成とその理念
    • 第7章 NPO法改正をめぐる政治と運動の組織間関係
    • 第8章 NPO法改正をめぐる運動のロビイング戦略
    • 第9章 政策的帰結としての税制改正とNPO法改正
  • 第4部 NPO 法のさらなる改正と運動の帰結(2012~2016年)
    • 第10章 NPO法2016年改正をめぐる政策過程と社会運動
    • 終章 NPO法制定・改正運動の帰結

ジュディス・バトラー『アセンブリ――行為遂行性・複数性・政治』(佐藤嘉幸/清水知子訳、青土社、2018年)

アセンブリ ―行為遂行性・複数性・政治―

目次

  • 序論 [6]
  • 第一章 ジェンダー・ポリティクスと現れの権利 [35]
  • 第二章 連携する諸身体と街頭の政治 [89]
  • 第三章 不安定な生と共生の倫理 [131]
  • 第四章 身体の可傷性、連帯の政治 [161]
  • 第五章 「私たち人民」――集会の自由に関する諸考察 [201]
  • 第六章 悪い生の中で良い生を送ることは可能か [251]
  • 謝辞 [285]
  • 原註 [288]
  • 初出一覧 [305]
  • 解説 アセンブリ、不安定性、行為遂行性(佐藤嘉幸) [306]
  • 人名索引

岩井奉信/岩崎正洋 (編) 『日本政治とカウンター・デモクラシー』(勁草書房、2017年)

日本政治とカウンター・デモクラシー

目次

  • はしがき
  • 序章 現代日本における議会制民主主義の限界(岩井奉信)
    • 1.岐路に立つ議会制民主主義
    • 2.日本型議会の構図
    • 3.時間をめぐるかけ引き
    • 4.党議拘束と与党審査
    • 5.安倍政権と官邸主導
    • 6.今後の展望
  • 第1部 現代日本の政治過程
    • 第1章 原発をめぐる3.11以後の政治過程(松浦淳介)
      • 1.福島第一原発事故の発生とその政治的影響
      • 2.政治的環境と政策決定の「場」
      • 3.エネルギー基本計画の改定過程
      • 4.原子力規制組織の改編過程
      • 5.政権交代と原子力政策の継続性
    • 第2章 安保法制をめぐる政治過程(木下健)
      • 1.安保法制の国会審議
      • 2.立法過程とコミュニケーション戦略
      • 3.分析枠組み
      • 4.野党質疑の差異
      • 5.与党主導による決着
    • 第3章 沖縄基地問題をめぐる政治過程(杉浦功一)
      • 1.沖縄の米軍基地問題と民主主義
      • 2.沖縄基地問題をめぐる政治過程の見取り図
      • 3.沖縄の米軍基地問題の起源
      • 4.普天間飛行場移設問題の始まりと混迷
      • 5.21世紀初めの沖縄米軍基地問題の展開
      • 6.政権交代による「県外移設」の模索から「オール沖縄」へ
      • 7.沖縄の基地問題の政治過程の特色と民主主義への示唆
    • 第4章 憲法改正をめぐる政治過程(柳瀬昇)
      • 1.日本国憲法の制定と55年体制の確立
      • 2.55年体制下での展開と二つの憲法調査会
      • 3.国民投票法の制定と新世紀の憲法論議
      • 4.主な憲法改正の論点
      • 5.憲法改正問題の本質
  • 第2部 カウンター・デモクラシーの諸側面
    • 第5章 カウンター・デモクラシーの世界的潮流――代議制民主主義の補完か,民主主義そのものの危機か?(山本達也)
      • 1.カウンター・デモクラシーの世界的な広がり
      • 2.カウンター・デモクラシーにおけるソーシャルメディアの役割
      • 3.ポピュリズムの興隆を促す政治・経済状況
      • 4.民主主義の脱定着論と民主主義の不況論
      • 5.インターネットが民主主義に与える負の影響とその改善の試み
      • 6.カウンター・デモクラシーをめぐる今後の展望
    • 第6章 日本におけるカウンター・デモクラシーの展開(浅井直哉)
      • 1.カウンター・デモクラシーの広がり
      • 2.第一期:反原発デモの噴出
      • 3.第二期:反原発の抗議行動から原発再稼働反対の抗議行動へ
      • 4.第三期:特定秘密保護法から平和安全法制へ
      • 5.特異な集団としてのSEALDs
      • 6.カウンター・デモクラシーの共通点
    • 第7章 カウンター・デモクラシーの担い手(岡田陽介)
      • 1.カウンター・デモクラシーと政治参加
      • 2.カウンター・デモクラシーとフリー・ライド
      • 3.データの概要
      • 4.政治参加の手段と規定要因(有権者調査)
      • 5.大学生調査による分析
      • 6.カウンター・デモクラシーの傍観者と当事者
    • 第8章 カウンター・デモクラシーと主権者教育(松田憲忠)
      • 1.デモクラシーをめぐる二つのベクトル
      • 2.主権者教育の焦点
      • 3.カウンター・デモクラシーの含意
      • 4.主権者教育への期待
      • 5.カウンター・デモクラシーの行方
  • 終章 デモクラシーとカウンター・デモクラシーの間(岩崎正洋)
    • 1.民主主義の揺らぎ
    • 2.カウンター・デモクラシー論
    • 3.日本のカウンター・デモクラシー
    • 4.カウンター・デモクラシーの行方
  • 人名索引
  • 事項索引
  • 執筆者紹介