〔社会思想史学会年報〕社会思想史研究 no.36 [特集]〈都市〉と〈災厄〉をめぐって
- 作者: 社会思想史学会
- 出版社/メーカー: 藤原書店
- 発売日: 2012/09/24
- メディア: 単行本
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目次
論文
- 若林幹夫「〈都市〉と〈災厄〉をめぐる思想――2011年の東北大地震とその後の出来事から考える」
- 前川真行「洪水のあと――3・11以後のアナーキズムと社会国家」
公募論文
- 斎藤拓也「カントにおける「統治」の問題――祖国的な「思考様式」の獲得と実践」
- 佐々木隆治「マルクスにおける物象の人格化と所有」
- 毛利智「ハロルド・ラスキの多元的福祉国家論――平等の希求と主権国家を超えたグローバルな民主主義」
- 渡名喜庸哲「レヴィナスにおける倫理と政治――プラトンとの対話と「もう一つのアルケー」」
- 松元雅和「規範理論における「現実」の位置づけ――G・A・コーエンのロールズ批判を手がかりに」
書評特集1――ヒューム
- 星野彰男「ヒューム『政治論集』、『道徳・政治・文学論集[完訳版]』」
- 佐々木武「フォーブズ『ヒュームの哲学的政治学』」
- 田中秀夫「坂本達哉『ヒューム 希望の懐疑主義――ある社会科学の誕生』」
書評特集2――ロールズとテイラー
- 山田正行「ロールズ『正義論 改訂版』、『政治哲学史講義I・II』」
- 中野剛充「テイラー『自我の源泉――近代的アイデンティティの形成』、『近代――想像された社会の系譜』」
書評
- 安川悦子「オーキン『政治思想のなかの女――その西洋的伝統』」
- 稲村一隆「岩田靖夫『アリストテレスの政治思想』」
- 遠藤泰弘「ギールケ『ヨハネス・アルトジウス――自然法的国家論の展開及び法体系学説史研究』」
- 山田園子「ホッブズ『ホッブズの弁明/異端』」
- 鳴子博子「井柳美紀『ディドロ 多様性の政治学』」
- 渡辺恵一「星野彰男『アダム・スミスの経済理論』」
- 篠原久「青木裕子『アダム・ファーガスンの国家と市民社会――共和主義・愛国心・保守主義』」
- 川島慶子「隠岐さや香『科学アカデミーと「有用な科学」――フォントネルの夢からコンドルセのユートピアへ』」
- 赤間道夫「J・S・ミル『功利主義論集』」
- 森岡邦泰「渡辺浩『日本政治思想史――17~19世紀』」
- 安田常雄「奈良勝司『明治維新と世界認識体系――幕末の徳川政権 信義と征夷のあいだ』」
- 小田川大典「大久保健晴『近代日本の政治構想とオランダ』」
- 恒木健太郎「上条勇『ルドルフ・ヒルファディング――帝国主義論から現代資本主義論へ』」
- 初見基「西角純志『移動する理論――ルカーチの思想』」
- 塚本隆夫「若森みどり『カール・ポランニー――市場社会・民主主義・人間の自由』」
- 徳永恂「佐藤貴史『フランツ・ローゼンツヴァイク――〈新しい思考〉の誕生』」
- 安藤隆穂「鈴木信雄『内田義彦論――ひとつの戦後思想史』」