月別アーカイブ: 2015年7月

公共選択学会 (編) 『公共選択』64号, 木鐸社

 

公共選択 第64号

公共選択 第64号

 

目次

  • 巻頭言
    • 宇田川璋仁「研究過程とその成果のSensibilityを追求したG.タロック教授を偲ぶ」
  • 論文
    • 築山宏樹「地方政府の立法的生産性――知事提出議案の実証分析」
  • 特集I:ゴードン・タロック先生追悼特集
    • 横山彰「G.タロックと公共選択論」
    • 大岩雄次郎「タロック政治経済学における人間行動の探求」
    • 原田博夫「タロック先生を偲んで――稀有のアイディアマン・企画力」
  • 特集II:公共選択と国際関係
    • 林正義「公共選択と国際関係:このセッションのねらい」
    • 山本和也「理論の変容――1990年代以降の国際関係論と公共選択論」
    • 清水寛文「同盟の経済学」
    • 藤本茂「公共選択と国際関係――エージェント・ベース・シミュレーションが開く新たな地平」
  • 特集III:公共選択学会第18回大会報告論文
    • 新居理有「政治過程を通じた公債政策の決定メカニズム」
    • 名取良太「混合制選挙制度下の分割投票」
  • 書評
    • 山田真裕「荒井紀一郎著『参加のメカニズム 民主主義に適応する市民の動態』」
    • 奥井克美「坂井豊貴著『社会的選択理論への招待―投票と多数決の科学』」
    • 矢口和宏「長峯純一著『費用対効果(BASIC公共経済学)』」

社会政策学会 (編) 『社会政策』7巻1号, ミネルヴァ書房

 

 

目次

  • 巻頭言
    • 岩田正美「社会政策としての住宅最低基準」
  • 特集:社会政策としての労働規制
    • 森建資「社会政策としての労働規制――ヨーロッパ労働社会との比較」
    • 濱口桂一郎「EU労働法政策の現在」
    • 田中洋子「ドイツにおける労働への社会的規制――「雇用の奇跡」と二重共同決定制度」
    • 菅沼隆「デンマークにおけるグローバル化と労働規制」
    • 戸室健作「日本における雇用政策・労使関係の現状と課題――ヨーロッパにおけるフレクシキュリティ政策を念頭に」
    • 清山玲「日本の労働規制改革とジェンダー」
  • 小特集:障害者雇用・就労における「合理的配慮」
    • 長澤紀美子「小特集に寄せて――障害者雇用・就労における「合理的配慮」」
    • 遠山真世「「障害を理由とした差別」および「合理的配慮」をめぐる問題整理と論点抽出」
    • 山村りつ「基幹的能力の概念を軸とした障害者の賃金についての考察――合理的配慮規定に関連して」
    • 磯野博「障害者に対する「社会的雇用」の課題と展望――東アジア諸国における保護雇用の取り組みをとおして」
  • 研究レビュー論文
    • 高田一夫「日本の積極的労働市場政策」
  • 投稿論文
    • 牧陽子「1970年代フランス福祉国家と家族モデルの変容過程――議会の言説・文書分析から」
    • 卯月由佳「低収入世帯の子どもの不利の緩和に学校外学習支援は有効か――世帯収入が中学生の学校外学習時間に与える効果の分析をもとに」
    • 伊藤善典「欧州政府債務危機と社会支出の削減――何が削られたのか」
    • 三原岳/郡司篤晃「介護報酬複雑化の過程と問題点」
  • 書評
    • 上田眞士「熊沢 誠著『労働組合とはなにか:絆のある働き方をもとめて』」
    • 橋口昌治「伊藤大一著『非正規雇用と労働運動:若年労働者の主体と抵抗』」
    • 呉学殊「小谷 幸著『個人加盟ユニオンの社会学:「東京管理職ユニオン」と「女性ユニオン東京」(1993年〜2002年)』」
    • 小林勇人「久本貴志著『アメリカの就労支援と貧困』」
    • 五石敬路「橋本 理著『非営利組織研究の基本視角』」

レオ・シュトラウス『都市と人間』石崎嘉彦/飯島昇藏/小高康照/近藤和貴/佐々木潤 (訳), 法政大学出版局

 

リチャード・タック『戦争と平和の権利──政治思想と国際秩序:グロティウスからカントまで』萩原能久 (監訳), 風行社