目次
- 第7章 野田内閣における原発ゼロへの挑戦と挫折
- 1 野田内閣の発足
- 2 東電へのデュー・ディリジェンスと原子力損害賠償支援機構の発足
- 3 東電実質国有化をめぐる争い
- 4 電力システム改革と核燃料サイクルをめぐる政治闘争
- 5 大飯原発再稼働
- 6 民意の奔流
- 7 革新的エネルギー・環境戦略の策定
- 8 民主党政権下での電力・エネルギー政策の分析
- 第8章 安倍内閣と原子力規制委員会――原発回帰の限界
- 1 「原発ゼロ」の見直し
- 2 原子力規制委員会の設置
- 3 原子力規制委員会の新規制基準
- 4 汚染水問題と東電への追加支援策
- 5 小泉純一郎の原発即時ゼロ宣言とエネルギー基本計画の策定
- 6 原子力規制委員会の委員交代
- 7 原子力規制委員会と電力会社の対立
- 8 虚構の避難計画
- 9 エネルギーミックス
- 第9章 原発再稼働と電力自由化の矛盾
- 1 老朽原発の廃炉と原発再稼働
- 2 原発再稼働の進展と司法の覚醒
- 3 電力システム改革の進展
- 4 電力自由化と原発
- 第10章 終わらない東電問題と核燃料サイクル問題
- 1 もんじゅ廃炉と核燃料サイクル事業の継続
- 2 原発再稼働と地方自治体
- 3 三度目の東電支援策と賠償費用のつけ回し
- 4 民進党の迷走
- 5 第二次・第三次安倍内閣下の電力・エネルギー政策の分析
- 終章 時間のなかの電力・エネルギー政策
- 1 経路依存
- 2 タイミングと配列
- 3 長期的過程
- 4 政策・制度変化
- あとがき
- 注
- 参考文献一覧
- 人名索引
- 事項索引