- 日時:2017年5月28日(日)
- 会場:早稲田大学早稲田キャンパス
- 統一テーマ:政治思想における「保守」の再検討
- 学会ページ
プログラム
9:20〜12:20 自由論題
- 分科会A
- 司会:辻康夫(北海道大学)
- 報告:
- 鹿子生浩輝(東北大学)「ルネサンス・フィレンツェの政治思想――マキァヴェッリとグィッチァルディーニの共和国理論」
- 柏崎正憲(東京外国語大学)「自由、勤勉、安全 ジョン・ロックのリベラル国家に おける合理性と共通善」
- 熊谷英人(明治学院大学)「フィヒテ、マキアヴェッリを読む――「統治」の論理へ」
- 松井陽征(明治大学)「「M・オークショットの政治思想における「保守的なもの」再考――『人間営為論(行為論)』における近代国家と教育の関係をめぐる考察を中心として
- 分科会B
- 司会:萩原能久(慶応義塾大学)
- 報告:
- 馬路智仁(早稲田大学)「トランスアトランティックな共鳴――アルフレッド・ジマーン(1879-1957)とホラス・カレン(1882-1974)の多文化共生論」
- 阿部崇史(東京大学大学院)「過酷な政策批判に対する運の平等主義からの非多元主義的応答の可能性」
- 内藤葉子(関西大学)「マリアンネ・ヴェーバーにおける倫理的主体としての女性像の構築――ドイツ・リベラリズムと女性運動の交差点から」
- 分科会C
- 司会:大澤麦(首都大学東京)
- 報告:
- 岡田拓也(立正大学)「ジェレミー・テイラーの寛容論―アングリカンの系譜の中で」
- 小田英(早稲田大学)「宗教改革における中世のキリスト教共同体から近代の主権論への転換?」
- 原田 健二朗(慶應義塾大学)「近年の政治神学における「教会論的転回」――S・ハ ワーワスと J・ミルバンクを中心に」
- 関口佐紀(早稲田大学大学院)「ルソーの市民形成論における狂信者と無神論者の位置づけ」
14:10〜16:50 シンポジウム3:保守の現在
- 司会:森川輝一(京都大学)
- 報告:
- 布施哲(名古屋大学)「宗教原理主義と〈反〉保守主義――レオ・シュトラウスの視座から」
- 樫村愛子(愛知大学)「ジェンダー・家族をめぐる保守」
- 施光恒(九州大学)「新自由主義、ナショナリズム、保守主義――リベラルな「脱グローバル化」の探究」
- 討論:宇野重規(東京大学)