- 2020年2月21日刊行
- 四六判, 334頁
- 出版社ページ
目次
- はじめに(水島治郎)
- 第I部 ポピュリズムとは何か
- 第1章 「主流化」するポピュリズム? ――西欧の右翼ポピュリズムを中心に(古賀光生)
- 第2章 中間団体の衰退とメディアの変容――「中抜き」時代のポピュリズム(水島治郎)
- 第3章 遅れてきたポピュリズムの衝撃――政党政治のポピュリズム抑制機能とその瓦解?(今井貴子)
- 第II部 揺れるヨーロッパ
- 第4章 「ドイツのための選択肢(AfD)」の台頭(野田昌吾)
- 第5章 フランス選挙政治――エマニュエル・マクロンとマリーヌ・ルペンの対決(土倉莞爾)
- 第6章 イタリアにおける同盟の挑戦――「主流化」をめぐるジレンマへの対応(伊藤武)
- 第7章 オーストリアにおけるクルツ政権の誕生――主流政党のポピュリズム化とポピュリスト政党の主流化(古賀光生)
- 第III部 民主主義への挑戦――ローカルからグローバルへ
- 第8章 地方選挙での苦悩―― 二〇一八年オランダ自治体議会選挙で自由党はなぜ負けたのか(作内由子)
- 第9章 直接民主主義(国民投票)とポピュリズム――スイスの事例で考える(田口晃)
- 第10章 革命と焦土――二〇一七年フランス大統領・下院選挙の衝撃 (中山洋平)
- 第11章 トランプ時代のアメリカにおけるポピュリズム(西山隆行)
- 第12章 地域からのポピュリズム――橋下維新、小池ファーストと日本政治(中北浩爾)
- おわりに(水島治郎)